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Fashion

今日は服装について書こうと思います。私は学生時代、服装に関して自分なりのこだわりがありました。ショッピングモールへ行って、服を見たり買ったりすることで、研究の疲れを吹き飛ばしていました。気に入った服が無いときは、布を買ってきて、夜中にミシンでスカートやワンピースを縫っていました。


そんな私でしたが、学会で発表するためにヨーロッパに行ったとき、運命が変わりました。学会会場は大学でしたので、会場の周辺に多くの学生がいました。日本では、服装も個性の表現の手段みたいな所がありますが、驚くことにその大学の学生たちのほとんどが、ジーンズを履いて、パーカーを着ていたのです。つまり、みんな同じような恰好をしていました。しかし、私には彼らが輝いて見えました。「彼らは見た目ではなく、内面を重視しているんだな。私もそうなりたい。そうなろう。」と強く決心したのを今でも覚えています。それ以来、ジーンズとシンプルな服を好むようになりました。


今はカナダの大学で働いていますが、カナダの学生たちも同じような感じです。大学名が入ったパーカーを着ている学生をよく見かけます。日本だと「〇〇大学」と書いている服を着ているのは体育会の学生くらいですが、こちらでは普段着として結構多くの人が来ています。


夏になると、英語を勉強するために短期留学に来ている日本人をキャンパス内で何人か見かけます。遠くからでも服装からすぐに日本人だと分かります。ワンピースを着ている女性はほとんど日本人です。パリに住んでいた知り合いも、「街を歩いていて、おしゃれだなと思う人はだいたい日本人だった。」と言っていました。もしかして日本人の服装は世界一洗練されているのかもしれないですね。


日本のファッションを誇りに思いつつ、私はシンプルな格好で生きていきます。(矛盾していますね。ごめんなさい。私はこんな感じですが、リケジョの皆さま、お洒落してくださいね。)

Best Regards,

Misa

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